油圧ポンプは、タンクから油を吸込んでアクチュエータ(シリンダ・油圧モータ)に送る機器になります。
油を送ることで、アクチュエータに力(圧力)と速度(流量)を供給します。
油圧ポンプには、大別して歯車形・ベーン形・ピストン形の3つの機構があります。
機構 | 種類 | 能力 | 特徴 |
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歯車ポンプ | 外接歯車式 | 固定ポンプ | 構造が簡単で頑丈 |
内接歯車式 | 固定ポンプ | ||
ベーンポンプ | 平衡形 | 固定ポンプ | 脈動・騒音が少ない |
非平衡形 | 可変ポンプ | ||
ピストンポンプ | 斜板式 | 固定ポンプ | 高圧で使用可能 ポンプの効率が良い |
可変ポンプ | |||
斜軸式 | 固定ポンプ | ||
可変ポンプ |
歯車ポンプは2つの歯車がケーシング内で噛み合い回転します。
ポンプ内では、歯車の歯と歯の間の空間で油を吐出し側に送ります。
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