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スーパーユニット
(高圧・大流量・アナログ入力・高精度タイプ)
連続定格と短時間定格

通常の「連続定格」以上に高出力の運転が行える
「短時間定格」運転についてご紹介します。

連続定格と短時間定格について

短時間であれば、通常の「連続定格」以上に高出力の「短時間定格」運転を行えます。
「連続定格」以上の圧力と流量を出力することができ、用途によってはランクの小さい機種を使用できる場合があります。

スーパーユニット(アナログ入力・高精度タイプ)では圧力-流量特性図の連続定格範囲内で連続運転が可能です。但し、最長20秒間(400Vシングルポンプは60秒間)以内で20%デューティー内に限り、短時間定格範囲内まで運転領域を拡大できます。

シングルポンプ仕様の例 SUT00S20018-40YL-N0340

ダブルポンプ仕様の例 SUT00D13021-40-B-N0321

連続定格

1サイクル運転時の圧力・流量による、平均油圧動力が上図連続域の油圧動力以下であり、且つ負荷圧の二乗平均が連続域最大圧力以下であれば、連続運転が可能。
(上図ダブルポンプでの単独選択時、20.6MPa保圧での連続運転は可能ですが、3分間以上の保圧のあるサイクルではポンプ冷却のため、単独ポンプの150min-1相当のブリードオフ回路をポンプ吐出側に設けてください。)

短時間定格

20秒間運転可能(400Vシングルポンプでは60秒)

■参考

平均油圧動力、二乗平均圧力の求め方の例(シングルポンプの例)

1サイクルの各工程の負荷圧:Pn(n=1,2,・・・n)、流量:Qn(n=1,2,・・・n)、時間:tn(n=1,2,・・・n)の時

  • 平均油圧動力=(P1×Q1/60×t1+P2×Q2/60×t2+…+Pn×Qn/60×tn)/(t1+t2+…+tn)
  • 負荷圧の二乗平均=SQRT((P12×t1+P22×t2+…+Pn2×t2)/(t1+t2+…+tn))(但し負荷圧:Pn時の制御流量Qnがポンプ定格回転数1800min-1以上の時は、その負荷圧を1800min-1で換算する。)ス-パ-ユニットのポンプ容量がqn[cm3]の時、ポンプ回転数NnはNn=Qn×103/qn。よってPn換算圧=Pn×(Nn/1800)
注1
流量切換仕様(ダブルポンプ)での平均油圧動力、二乗平均圧力の求め方は基本的には上記と同様ですが、詳細は別途ご相談ください。
注2
上記のSQRTは平方根(√)を意味します。各形式の個別の連続定格油圧動力値は別紙取扱説明書の圧力-流量特性図(PQ特性図)をご参照ください。
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